アンバルの持つ希死念慮に対して、死にたいお前に生きて欲しいと身勝手に押し付ける俺を言い訳にしてって我儘に乞いたのがオルミゴンなわけだけど、その懇願はアンバルの心の救いにはならないけど、新しい道を歩んでいくための生きるよすがになった。そんな兼ね合いが凄く好き。
んでもってオルミゴンの我儘は15年前に無理矢理巻き込まれて負わされた責任を放棄出来る程無責任でもなく、結果罪悪でがんじがらめになってしまい長い間「人々の平和」の為に消耗されてきた彼が多分長い間出せなかった身勝手で子供じみた我儘で、やっと表にだせたそれをアンバルが振り払えなかったのもいい塩梅。
お互いにいい感じになっている。
パンツの色聞いてくる変質者電話…
パンツの色聞いてくる変質者電話の話をまだするんだけど、ブロ鉄の場合キモおじさんの声帯模写した赤鉄が非通知番号でかけてくる側なんだよなぁ(受)受けが攻めにセクハラ電話をかけるな。暇だったのでつい()
ブロンセもその手の電話は切って通報くらいで済ます気はするけど、なんぞ野生の本能?で(あこれニンジャさんですね)って即気づく程度に嫌がらせ慣れしてる。でも用件聞こうとすると被せるようにハァハァセクハラ繰り返すから、あ~これはなんかもうノらないと会話が先に進めないパターンと完璧に諦めて「…グレーのスポーツボクサーです」ってクソデカビックため息と共にパンツの色を教えるよ。
「で、用件は何ですかニンジャさん…」
「(声帯戻し)おやバレてたんですか、お人が悪いですよぉ」
「こういった悪戯は犯罪ですので控えた方がいいかと」
「相手は選びますって。いや忍務の手が空いて暇だったので」
「……?用件が無かったんですか」
「しいて言うならモブおじ電話で旦那をからかうことが用件ですねぇ」
「(クソデカため息)」
ちなみにモブおじ電話にしぶしぶパンツの色を教えるブロンセの音声はがっつり録音してある。お、おまわりさ~ん!!!!!
あとグレーのスポーツボクサーって答えてるとこをラーヴァが見てしまって、人間一年生でも分かる変質者の悪戯電話に……?!ブロンセさん人が良すぎる?!それはダメだって?!って防犯対策を必死に教えようともして欲しい。違うんだ相手がニンジャさんと分かっていたから渋々対応しただけなんだ。
声変えて攻めのパンツの色を電話で聞き出し録音する受け、受けぇ??????お前のような受けちゃんがいてたまるかって感じ
ブロンセもその手の電話は切って通報くらいで済ます気はするけど、なんぞ野生の本能?で(あこれニンジャさんですね)って即気づく程度に嫌がらせ慣れしてる。でも用件聞こうとすると被せるようにハァハァセクハラ繰り返すから、あ~これはなんかもうノらないと会話が先に進めないパターンと完璧に諦めて「…グレーのスポーツボクサーです」ってクソデカビックため息と共にパンツの色を教えるよ。
「で、用件は何ですかニンジャさん…」
「(声帯戻し)おやバレてたんですか、お人が悪いですよぉ」
「こういった悪戯は犯罪ですので控えた方がいいかと」
「相手は選びますって。いや忍務の手が空いて暇だったので」
「……?用件が無かったんですか」
「しいて言うならモブおじ電話で旦那をからかうことが用件ですねぇ」
「(クソデカため息)」
ちなみにモブおじ電話にしぶしぶパンツの色を教えるブロンセの音声はがっつり録音してある。お、おまわりさ~ん!!!!!
あとグレーのスポーツボクサーって答えてるとこをラーヴァが見てしまって、人間一年生でも分かる変質者の悪戯電話に……?!ブロンセさん人が良すぎる?!それはダメだって?!って防犯対策を必死に教えようともして欲しい。違うんだ相手がニンジャさんと分かっていたから渋々対応しただけなんだ。
声変えて攻めのパンツの色を電話で聞き出し録音する受け、受けぇ??????お前のような受けちゃんがいてたまるかって感じ
オルミゴンはラネテの息子たちが…
オルミゴンはラネテの息子たちが幸福に生きていれば己の救いになると思っていたけど、それは救済を必要としないグラナドとアンバルにとってはただの罪悪と責任の押し付けで、駄目な方向に加速していった間違った自己犠牲の献身精神を文字通り叩き直したアンバルは、言わば追い詰められたオルミゴンの心を救った訳だ。
このショック療法でオルミゴンが罪悪の雁字搦め状態から脱却できたことはアンバルにとっては死ぬ前に出来た誇らしいことの一つではあるけど、そのことを己の救済にはしない。でも、オルミゴンの心を救ったことで結果的にアンバルが持つ希死念慮を上回る程の生へのよすがを得ることにはなった。切実に熱烈に「愛しているから生きて欲しい」って願い乞われたワガママという形で。
救ったことが救いになったのは実はアンバルの方かもしれないねこれ。
このショック療法でオルミゴンが罪悪の雁字搦め状態から脱却できたことはアンバルにとっては死ぬ前に出来た誇らしいことの一つではあるけど、そのことを己の救済にはしない。でも、オルミゴンの心を救ったことで結果的にアンバルが持つ希死念慮を上回る程の生へのよすがを得ることにはなった。切実に熱烈に「愛しているから生きて欲しい」って願い乞われたワガママという形で。
救ったことが救いになったのは実はアンバルの方かもしれないねこれ。
相互救済とか余生を生きるオルミ…
相互救済とか余生を生きるオルミアンの話はなんぼでもしたいんだけど(前提タイトル)
オルミゴンがずっと抱えてきたグレン事件でラネテを見捨て死なせてしまった後悔と、そこから起きた大災害で多数の命を救えなかった後悔。強く見えるように必死だったけど内面は弱くて傷つきやすく傷は癒えない彼が縋ったのが、ラネテが最期に守ろうとしたアンバルとグラナドだったんだよね。彼らが幸せで生きていてくれれば自分の心も救われると思ってた。でもちゃんと庇護下に置いて幸せか確かめる勇気も無い程度には弱くて、あの時の赤ちゃんと少年は保護した後どこかで健やかに生きていてくれているって願望にも似た思いを抱いていることで正気を保っていたって感じもある。
救うことで救われる、これも相互救済ではあるんだけど在り方が弱さ前提で随分歪んでいるし、直視してこなかった二人が生きてはいたものの最も身近で辛い立場にいたことを知った時、オルミゴンは結構駄目な方向で救済の依存もしちゃう。命をかけて二人を生かすことで自分の救いと思い込む的な。もちろん当該の二人から見れば勝手な献身押し付けて自己犠牲の自殺に使われているもんだよ。その辺はアンバルがぶん殴って正気に戻したので良し()
救うことで救われる、一見素敵な話だけに見えるけど、やり方を間違えると双方に不幸しか生まない例みたいなものだし、それを止めてくれたアンバルには傍に居てくれたことに次いで大きな借りが出来てるわよね~そういうことするから惚れるんだわ。
過去救えなかった人たちへの後悔を全然関係ない二人に押し付けているようなもの。救わなくてもアンバルもグラナドも自分の力で立ち上がり立ち向かえる人。ただ、じゃあ何を救いにすればいいと立ち止まるオルミゴンに対して、自ら立ち向かった先で早く来いと振り向いてくれたのはアンバルなんだわ。歪んだ依存を断ち切って隣に立ってくれた、それが救いになってる。
でもあれだよね、メンタル弱のオルミゴンの隣に立つことで彼の心の強さを取り戻したのはアンバルだけど、アンバルもずっとトレーオのヒーロー性に憧憬を抱いていた男だから、オルミゴンを立ち上がらせたことによって死にかけの化け物である自分の存在意義を見つけてる気もする。
どっちが救って救われてっていうよりかはボロボロの二人が肩組んで立ちあがったような関係なのかもしれない。
つまり彼らは直接的にはオルミゴンがアンバルの命を助けてるけど、その救済行為でオルミゴンの精神も救われたわけじゃ無く、心の問題は逆っぽいんじゃないかと思ってる。ちょっとややこしい。どちらにもどちらの手が必要で、奇跡的にいい具合に収まったから複雑に絡み合ってる救済の手段なのかな。
言葉で言い表すことがちょっと難しい。でも今が奇跡みたいに幸せなのは言うまでもないよね。よかったね。
墓参りの時のアンバル、復讐が終わって何も無くなって自分が死んだら完了って思ってたのは確かだろうけど、ずっと憧憬を抱いていたオルミゴンを奮い立たせることが出来たのも一つの達成感となってもういいかって気持ちもあったんだと思う。摩耗していく化け物でもやれた尊いことの一つ。
でもその頃にはオルミゴンはアンバルに絶対隣にいて欲しくなってて、完全に満足してたアンバルを自身の我儘で生に縛り付けたんだよね。15年間罪悪感で「人々」に献身してた男の我儘、聞くしかないじゃんねぇ。
楽になりたい、終わりにしたい、自分はもう生きていない方がいいっていう自罰的な希死念慮に対して、自分に強制させられてるって理由でまだ生きてくれと、それを身勝手な我儘と理解した上で相手の生きる理由にさせるメンタル的延命も好きでねぇ。
墓参り時のオルミゴンは、正しく自分の勝手な我儘を理由にしていいから生きてって願って押し付けて成し遂げた。今アンバルは「牛が泣きついてウザイから」って大義名分で死んでも良かった後の余生を生きてる。今はまだうざったい男にワガママ言われたから仕方ないって理由でもいいから、自分の隣で愛情を注がれてたくさんの経験をして、己を許し生きたいって思うまで。
多分アンバルはそんな理由付けに利用しているって大義名分を持たされたことも理解してるし、本当はまだ生きたいって思ってる自己の感情にも気づいてるよ。今はまだ感情の言語化が出来なくてオルミゴンの優しさと愛情に甘える選択肢をとったんだと思うし、自分を悪者にして生きる理由を作るオルミゴンに対してた大概な馬鹿だと自嘲もしてる。それを許すのも知っててよりかかるのも、まぁ。愛だよね。
数ある自CPの中で🐃⚡ってめちゃくちゃラブラブなのかもしれない(今更気づいたの?!
畳む
オルミゴンがずっと抱えてきたグレン事件でラネテを見捨て死なせてしまった後悔と、そこから起きた大災害で多数の命を救えなかった後悔。強く見えるように必死だったけど内面は弱くて傷つきやすく傷は癒えない彼が縋ったのが、ラネテが最期に守ろうとしたアンバルとグラナドだったんだよね。彼らが幸せで生きていてくれれば自分の心も救われると思ってた。でもちゃんと庇護下に置いて幸せか確かめる勇気も無い程度には弱くて、あの時の赤ちゃんと少年は保護した後どこかで健やかに生きていてくれているって願望にも似た思いを抱いていることで正気を保っていたって感じもある。
救うことで救われる、これも相互救済ではあるんだけど在り方が弱さ前提で随分歪んでいるし、直視してこなかった二人が生きてはいたものの最も身近で辛い立場にいたことを知った時、オルミゴンは結構駄目な方向で救済の依存もしちゃう。命をかけて二人を生かすことで自分の救いと思い込む的な。もちろん当該の二人から見れば勝手な献身押し付けて自己犠牲の自殺に使われているもんだよ。その辺はアンバルがぶん殴って正気に戻したので良し()
救うことで救われる、一見素敵な話だけに見えるけど、やり方を間違えると双方に不幸しか生まない例みたいなものだし、それを止めてくれたアンバルには傍に居てくれたことに次いで大きな借りが出来てるわよね~そういうことするから惚れるんだわ。
過去救えなかった人たちへの後悔を全然関係ない二人に押し付けているようなもの。救わなくてもアンバルもグラナドも自分の力で立ち上がり立ち向かえる人。ただ、じゃあ何を救いにすればいいと立ち止まるオルミゴンに対して、自ら立ち向かった先で早く来いと振り向いてくれたのはアンバルなんだわ。歪んだ依存を断ち切って隣に立ってくれた、それが救いになってる。
でもあれだよね、メンタル弱のオルミゴンの隣に立つことで彼の心の強さを取り戻したのはアンバルだけど、アンバルもずっとトレーオのヒーロー性に憧憬を抱いていた男だから、オルミゴンを立ち上がらせたことによって死にかけの化け物である自分の存在意義を見つけてる気もする。
どっちが救って救われてっていうよりかはボロボロの二人が肩組んで立ちあがったような関係なのかもしれない。
つまり彼らは直接的にはオルミゴンがアンバルの命を助けてるけど、その救済行為でオルミゴンの精神も救われたわけじゃ無く、心の問題は逆っぽいんじゃないかと思ってる。ちょっとややこしい。どちらにもどちらの手が必要で、奇跡的にいい具合に収まったから複雑に絡み合ってる救済の手段なのかな。
言葉で言い表すことがちょっと難しい。でも今が奇跡みたいに幸せなのは言うまでもないよね。よかったね。
墓参りの時のアンバル、復讐が終わって何も無くなって自分が死んだら完了って思ってたのは確かだろうけど、ずっと憧憬を抱いていたオルミゴンを奮い立たせることが出来たのも一つの達成感となってもういいかって気持ちもあったんだと思う。摩耗していく化け物でもやれた尊いことの一つ。
でもその頃にはオルミゴンはアンバルに絶対隣にいて欲しくなってて、完全に満足してたアンバルを自身の我儘で生に縛り付けたんだよね。15年間罪悪感で「人々」に献身してた男の我儘、聞くしかないじゃんねぇ。
楽になりたい、終わりにしたい、自分はもう生きていない方がいいっていう自罰的な希死念慮に対して、自分に強制させられてるって理由でまだ生きてくれと、それを身勝手な我儘と理解した上で相手の生きる理由にさせるメンタル的延命も好きでねぇ。
墓参り時のオルミゴンは、正しく自分の勝手な我儘を理由にしていいから生きてって願って押し付けて成し遂げた。今アンバルは「牛が泣きついてウザイから」って大義名分で死んでも良かった後の余生を生きてる。今はまだうざったい男にワガママ言われたから仕方ないって理由でもいいから、自分の隣で愛情を注がれてたくさんの経験をして、己を許し生きたいって思うまで。
多分アンバルはそんな理由付けに利用しているって大義名分を持たされたことも理解してるし、本当はまだ生きたいって思ってる自己の感情にも気づいてるよ。今はまだ感情の言語化が出来なくてオルミゴンの優しさと愛情に甘える選択肢をとったんだと思うし、自分を悪者にして生きる理由を作るオルミゴンに対してた大概な馬鹿だと自嘲もしてる。それを許すのも知っててよりかかるのも、まぁ。愛だよね。
数ある自CPの中で🐃⚡ってめちゃくちゃラブラブなのかもしれない(今更気づいたの?!
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