ゴンちゃんのメンタルは我慢が出来る大人なだけの大概豆腐なので（いや豆腐に失礼かもしれない）、ちゃんと吹っ切れる断髪イベント前はグレン事件や大災害で救えなかった全てに対しての罪悪で悪夢に魘されることも度々あったと思っている。だからこそパスクラワくんちゃんの精神汚染がバツグンに効いたわけだし。お豆腐。
多分同時から共犯者の同居人はそういった罪悪感で魘されていることは知ってるだろうし、別に宥めたり声をかけたり優しくしたりなんてしないできない改造人間なんだろうけど、そういう時は決まってのそっと寝室のドアの前にやって呻き声が寝息に変わるまで何をするでもなく腕組んで立ってそうだなと思った。
宥めないし慰めないけどその弱さを嘲ったり否定もしない。ただ治まるまでドア越しにそこに居るだけ。やっぱ暴力さんゴンちゃんを共犯に選んだ時点で相当大好きなんじゃないかなって思うよこれ。他人にそんなことする？悪夢が寝息に変わった時ちょっと暴力さんも安堵してない？愛だよ（愛ではない）
話逸れたけど弱さを否定せず甘やかさずただ対等に隣に居てくれるっていうのが15年ずっと孤独だったオルミゴンが昔から求めていたそれなのは、多分双方共に無自覚無意識なんだよな。ふと部屋の外の人の気配に気づいた時ゴンちゃんは何と感じるんだろう。
そういうのが積み重なったED後同棲軸では、心が弱くなった時にちゃんとというか少しだけ年下として甘えを出すことが出来るようになってもいるんだよな。どうしても罪悪で押しつぶされそうな時はぎゅうぎゅう抱き着いてウザそうに殴られることでなんか安心してる牛。受けに精神安定的な依存がある攻めが可愛くて好き。
