アンバルの持つ希死念慮に対して、死にたいお前に生きて欲しいと身勝手に押し付ける俺を言い訳にしてって我儘に乞いたのがオルミゴンなわけだけど、その懇願はアンバルの心の救いにはならないけど、新しい道を歩んでいくための生きるよすがになった。そんな兼ね合いが凄く好き。
んでもってオルミゴンの我儘は15年前に無理矢理巻き込まれて負わされた責任を放棄出来る程無責任でもなく、結果罪悪でがんじがらめになってしまい長い間「人々の平和」の為に消耗されてきた彼が多分長い間出せなかった身勝手で子供じみた我儘で、やっと表にだせたそれをアンバルが振り払えなかったのもいい塩梅。
お互いにいい感じになっている。