ストーリーの進行上の役割的な話、カメリアが猪突猛進暴走特急型でおじいさまにブチギレながら皆の前をぐいぐい走るタイプになってしまったので、普通の生い立ちで和を貴ぶ普通の住民だからこそメンバーのメンタル管理とか調和とか仲裁とかそういう役どころを一任されてしまってるトレフが一番大変だと思ってる。
本人も嫌われないよう立ち回ってるし色んなとこに気を回してるからメンバー全員にそこそこ信頼されるし、だからこそ矢面で走るカメリアの邪魔になりたくないから言わないで欲しいって前提で他のみんなの傷とか願いとか心の弱い所を知ってしまいがちだし、普通の人だから人の弱さを扱うのに慣れてなくて逐一悩んで迷って苦しむ羽目になるけど、周りは自分のことに必死だから誰も彼の劣等感を救ってくれないというか。一番損な役回りだよねぇ。
アドニスもトレフには気を抜いてるから出生の秘密がバレちゃうし、オーナーには言うなって口止めする。ノワもトレフに懐いてるから秘密ですよって自分の願いが「成長したい」ってことを話す。
みんなに話したって嫌わないし君を必要とするよってアドニスを説得するのも、後々ノワが一生成長できない子供だとバレて安易に大きくなれると慰めたことをノワを喪った後に後悔するのも全部トレフ。そして彼の特別になれない、みんなならもっとうまく出来るのではって悩みは誰も救ってくれない。
実に損な役回りである。私はそういう普通の人が頑張ってるのを愛おしく感じるのだ。